リリースノート V3.9.0
変更内容一覧
| No. | 機能 | 変更の影響範囲 | 対象製品 ※ |
|---|---|---|---|
| 1 | ログ一覧画面でフィルター機能が使えるようになりました。 | 管理画面 | CB3 CB3LE CB4-人総 CB4-商蔵 |
| 2 | ログ一覧画面に質問をワークスペースへ追加済みであることを示す「追加済」列を追加しました。 | 管理画面 | CB3 CB3LE CB4-人総 |
| 3 | 回答文の類似性を測定し、類似度の高い回答文の確認を行える機能を追加しました。 | 管理画面 | CB3 CB3LE |
| 4 | コーパス学習データ作成ツールの機能改修を行いました。 | コーパス学習データ作成ツール | CB3 CB3LE CB4-人総 |
| 5 | GPTを利用する際のAPI設定で、OpenAI社に加えMicrosoft OpenAI Serviceが提供するAPIも利用できるようになりました。 | 管理画面 | CB3 CB3LE |
| 6 | 実装を予定している機能への準備として、外部連携の接続をプロキシ経由で行える機能を追加しました。 | 管理画面 | CB3 CB3LE |
| 7 | きんちゃぼに指定するクエリで取得するフィールドに複数の値が含まれている場合に、値を取得する番号を設定できるようになりました。 | kintone | きんちゃぼ |
| 8 | きんちゃぼで作成する回答クラスの採番方法を見直しました。 | kintone | きんちゃぼ |
| 9 | きんちゃぼの参照先データ件数が500件以上であってもデータを取得できるように変更しました。 | kintone | きんちゃぼ |
| 10 | 【不具合対応】フローエディタ編集時に「anything_else」を条件に設定したノードを Watson Assistant の最後尾に設定するように変更しました。 | 管理画面 | CB3 |
| 11 | 【不具合対応】フローの回答文に$・@をそのまま使用するとエラーとなるため「\」を挿入する警告がでるように修正しました。またエンティティに中点「・」があると正常に動作しない問題にも対応しました。 | 管理画面 | CB3 |
| 12 | 【不具合対応】CB4-商蔵奉行クラウドの設定画面の回答表示設定を非表示にしました。 | 管理画面 | CB4-商蔵 |
| 13 | 【不具合対応】Teams連携時のhelpメッセージに利用できないコマンド「switchcategory」が表示されていたため削除を行いました。 | チャット画面 | CB3 CB3LE CB4-人総 CB4-商蔵 |
| 14 | 【不具合対応】デフォルト回答後にChatGPTで回答を問い合わせた場合のチャットログに誤りがありましたので修正しました。 | 管理画面 | CB3 CB3LE |
| 15 | 【不具合対応】エンティティの値に()を使用した際エラーが出力されるよう修正しました。 | 管理画面 | CB3 CB4-商蔵 |
| 16 | 【不具合対応】 半角文字で登録した値が対話フロー時全角文字で質問するとチャット画面で認識されなかった不具合を修正しました。 | チャット画面 | CB3 CB4-商蔵 |
| 17 | 【不具合対応】チャットログより質問回答データ更新ツールにおいて、追加される質問文の重複判定を修正しました。 | コーパス学習データ作成ツール | CB3 CB3LE CB4-人総 |
(※対象製品凡例)
CB3 : CB3
CB3LE : CB3 Lite Edition
CB4-人総 : CB4-人事・総務
CB4-商蔵 : CB4-商蔵奉行クラウド
きんちゃぼ : きんちゃぼ
共通 : 全製品に共通
変更内容詳細
No.1 ログ一覧画面でフィルター機能が使えるようになりました。
表示するログのフィルターを設定できます。

No.2 ログ一覧画面に質問をワークスペースへ追加済みであることを示す「追加済」列を追加しました。
ワークスペースに質問文を追加済であると「追加済」列に〇が表示されます。

なお、コーパス学習データ作成ツールの「チャットログより質問回答データ更新ツール」にて追加される質問文は未追加の質問文のみになります。
No.3 回答文の類似性を測定し、類似度の高い回答文の確認を行える機能を追加しました。
作成済みワークスペースに登録している回答文同士の類似度を測定できる機能を追加しました。
類似している回答文を確認することができます。必要に応じて回答を統合することで回答精度を向上させ、チャット利用者が求める回答にたどり着きやすくなります。
※本機能の利用にはChatGPT利用設定が必要です。
類似度測定の結果画面
選択した類似回答文ペアの合成

No.4 コーパス学習データ作成ツールの機能改修を行いました。
- シート名「お客様データ」を「質問回答データ」に変更しました。
- 学習データをインポートする場合に、質問文と回答文をセットで取り込まれるように変更いたしました。データの取り込みを行う場合には、必ず質問と回答をセットにして取込みを行ってください。また、ダウンロードした学習データのzipファイルをそのまま取込みファイルとして指定し、取込みができるようになりました。
- 学習データ・回答データ・同義語辞書をCSV出力する際に、途中に空行または空の項目があった場合は無視されてデータとして出力されないようになりました。
- 代表語・同義語検知ツールで利用できる色消しボタンは、質問文列の色消しに加え回答文列の背景色も同時に消されるようになりました。

No.5 GPTを利用する際のAPI設定で、OpenAI社に加えMicrosoft OpenAI Serviceが提供するAPIも利用できるようになりました。
管理画面の設定内にある「ChatGPT設定」で使用するサービスに「Aure OpenAI」を選択できるようなりました。デフォルトでは「OpenAI」が設定されています。

Azureの値を設定したい場合は、サービス名を「Azure OpenAI Service」に変更することで設定できます。

※バージョン3.9のアップデートに伴い、以下画面、質問文の生成条件の設定値を初期化いたします。お手数ですが当該項目の値の変更を行っていた場合には再設定をお願いします。

No.6 実装を予定している機能への準備として、外部連携の接続をプロキシ経由で行える機能を追加しました。
この機能は実装を予定しているエンタープライズサーチ機能で利用を行う予定です。
No.7 きんちゃぼに指定するクエリで取得するフィールドに複数の値が含まれている場合に、値を取得する番号を設定できるようになりました。
担当者など、複数の値を格納できるフィールドである場合に何番目のデータから値を取得するのか指定(Index)できるようになりました。

No.8 きんちゃぼで作成する回答クラスの採番方法を見直しました。
作成済の回答クラスを削除した場合に不具合が発生していたため、採番テーブルベースでの採番に変更しました。
No.9 きんちゃぼの参照先データ件数が500件以上であってもデータを取得できるように変更しました。
これまで参照できるデータは500件まででしたが、500件以上であっても参照が可能になりました。
その他不具合を修正
No.10 【不具合対応】フローエディタ編集時に「anything_else」を条件に設定したノードを Watson Assistant の最後尾に設定するように変更しました。
「anything_else」を条件ノードに登録した場合には、Watson Assistantのノードの最後に登録しなければanything_else以降に登録された条件ノードが無視されてしまうため、「anything_else」の条件ノードは必ず最後に登録されるよう修正しました。
No.11 【不具合対応】フローの回答文に$・@をそのまま使用するとエラーとなるため「\」を挿入する警告がでるように修正しました。またエンティティに中点「・」があると正常に動作しない問題にも対応しました。
文頭に記号を使用すると空の回答ノードとして使われてしまうため、エラーとならないよう修正を行いました。また中点を利用したエンティティを作成した場合でも正常に動作するよう修正いたしました。
No.12 【不具合対応】CB4-商蔵奉行クラウドの設定画面の回答表示設定を非表示にしました。
商蔵奉行クラウドにおいては、しきい値、複数回答表示、単語回答表示の設定が不要なため、非表示に変更しました。
No.13 【不具合対応】Teams連携時のhelpメッセージに利用できないコマンド「switchcategory」が表示されていたため削除を行いました。
No.14 【不具合対応】デフォルト回答後にChatGPTで回答を問い合わせた場合のチャットログに誤りがありましたので修正しました。
デフォルト回答時に使用した回答文がそのままログに記録されていましたので、正しい内容を登録するように修正しました。
No.15 【不具合対応】エンティティの値に()を使用した際にエラーが出力されるよう修正しました。
エンティティの値に半角の()を登録できないよう、エラーとする修正をしました。
No.16 【不具合対応】チャットログより質問回答データ更新ツールにおいて、追加される質問文の重複判定を修正しました。
質問回答データシートに同じ質問文が追加されることのないよう重複判定を行っていましたが、部分一致検索となる場合があったため完全一致となるよう修正しました。